2014-02

立法措置を求める請願署名ご協力のお願い

 「同進会」を応援する会では、韓国・朝鮮人元BC級戦犯者への補償立法を求め、戦後60年でもあった2005年より継続的に署名運動を行なっております。これまでも多くの署名をお寄せいただき、繰り返し署名提出をしてきましたが、一日も早い立法実現をめざし、今後も引き続き国会への働きかけをおこなっていきたいと思います。

 署名は各会期ごとの扱いです
 過去に署名をお送りいただいた場合も、申し訳ありませんが、改めてのご協力をお願い申し上げます。

 署名済み用紙は、下記当会住所までお送りいただけますようお願いいたします。
 
  韓国・朝鮮人元BC級戦犯者「同進会」を応援する会
  162‐0823 東京都新宿区神楽河岸1-11 10階 
          東京ボランティア市民活動センター気付 メールボックス№120

 ※国籍・年齢に関係なく署名できます。ただし住所は日本国内である必要があります。

 どうぞよろしくお願いをいたします。

 署名用紙は、こちらからダウンロードできます(pdf文書。アドビリーダーというソフトが必要です)。

 用紙は、A4サイズで印刷してご利用ください。

 メールでの請求の場合は、当ブログ左下のメールフォームよりご連絡ください。


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在日の元BC級戦犯・最高齢の金昌植さん逝去

東京在住の元BC級戦犯者、金昌植さんが亡くなりました。

金昌植さんは、捕虜監視員として日本軍に動員されタイの収容所に勤務。豪軍事裁判で1947年4月に終身刑を宣告された後、1951年8月に巣鴨刑務所に移送。1957年4月に釈放されました。

享年97。
生存される元BC級戦犯としては最高齢でした。
日本在住の生存者は、5名となります。

コメント・韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問主意書に対する政府答弁書(2/4)について

有田芳生参議院議員が1月24日に質問主意書を提出。2月4日に政府答弁書が出されました。

これに対するコメント(韓国・朝鮮人元BC級戦犯者 「同進会」会長、李鶴来氏)です。

 <コメント> 
     韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問主意書
          (有田芳生参議院議員、1/24提出)
          に対する政府答弁書(2/4)について

 2014年1月24日に有田芳生参議院議員が提出した「韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問主意書」に対する安倍総理大臣からの答弁書が2月4日付で発表されました。(http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/186/meisai/m186001.htm)
 有田議員は、「1952年3月に韓国人元BC級戦犯らが日本政府に名誉回復と正当な措置を求めて組織を結成してから62年が経過する。今年89歳になる李鶴来同進会会長らが要望書を提出してきた歴代首相は29人になる。」とした上で、「韓国人元BC級戦犯者問題の早期解決を求める立場から、韓国政府は、韓国人元BC級戦犯者問題が日韓会談では議題として扱われなかったとし、日本政府は『完全かつ最終的に解決した』と主張。議論を尽くさなかった結果、戦後処理問題の隙間に取り残されてきた。当事者が納得せず、裁判所も『適切な立法措置』への期待を表明しているにも関わらず、放置されてきた。政府は人道的・政治的見地から適切な措置を講じるべきではないか。 日本のために青春と命を捧げた朝鮮半島・台湾出身の元BC級戦犯に国が相応の措置を採ることに異論をはさむ向きは少ない。障害があるとすれば何か。2008年に民主党が提出した『特定連合国裁判被拘禁者特別給付金支給法案』を政府が閣法として提出すべきではないか。 当事者の平均年齢は90歳に迫り、遺族も高齢化している。早急な対応を求められているが、政府内で現在この問題の担当をしている部署はどこか。 日韓関係の厳しい関係が続くいま、この問題に取り組み早期に処理することは、両国の友好を促進する面からも有益。」と政府の認識を質したものでした。
 これに対し、安倍総理大臣名の答弁書は、「:韓国との間では(1965年請求権)協定第二条1において、『両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が完全かつ最終的に解決されたと確認』しており、政府としてはお尋ねの措置を講ずることを検討する予定はない。 :政府としてお尋ねの(特定連合国裁判被拘禁者特別給付金支給)法案作成について検討する予定はない。 :担当部署は、内容等によって様々であり、一概に答えることは困難」という簡潔極まりないものでした。
およそ誠意の感じられない、木で鼻を括ったような無内容な答弁に、深い失望と遺憾の意を表明します。
 私たちは、改めて以下の諸点を指摘し、韓国人元BC級戦犯者問題に対する理解と措置を強く求めるものです。

1.2005年の韓国政府による日韓会談の外交文書・議事録の公開で、日韓会談で元BC級戦犯者問題が議題として扱われず、「それは別個の問題だから別途研究したい」との日本政府側の提案があったことが明らかになっている(1952年2月24日第29回予備会談・在日韓僑法的地位分科委員会)。日本政府が、議題にして解決したというのであれば、その証拠を明らかにすべきである。

2.韓国・台湾人元BC級戦犯者問題の解決に向けた国会の取り組みと並行して行政府が解決に向けて取り組み、歴史的な責任を踏まえて、私たちに対して真摯な対応を行うのは当然のことである。私たちを動員し、戦後69年に至るまで、差別と不正義を強いている日本国政府の姿勢は、今に至るも、条理に反するものである。

3.来年は戦後70年、1965年の日韓の国交樹立・請求権協定からも50年を迎える。
 当事者・遺族の高齢化が進む中、これ以上問題を先送り、解決を遅らせるべきではない。日韓に生存する当事者の眼の黒い内に、当事者に対する名誉回復と適切な措置が政府と国会によって早急に取られるべきである。


                         2014年2月10日

         韓国・朝鮮人元BC級戦犯者 「同進会」会長 李 鶴 来

有田芳生参院議員の質問主意書と政府答弁書

有田芳生参院議員が質問主意書を提出しました。
政府答弁書とともに転載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第186回国会(常会) 質問主意書

質問第一号

韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問主意書

右の質問主意書を国会法第七十四条によって提出する。

平成二十六年一月二十四日

有 田 芳 生   


参議院議長 山 崎 正 昭 殿


   韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問主意書

 韓国人元BC級戦犯者の李鶴来氏らは、一九五二年三月に「同進会」(一九五五年四月結成)の前身である「韓人会」を結成しました。日本政府に名誉回復と正当な措置を求めるのが目的です。それからすでに約六十二年の歳月が経過しました。
 今年八十九歳になる李鶴来会長らは、この問題の解決を求めて歴代首相に要望書を提出してきました。安倍晋三総理で二十九人目となります。韓国人元BC級戦犯者問題が早期に解決されることを願う立場から、以下質問します。

一 韓国政府は、韓国人元BC級戦犯者問題が国交回復のための日韓会談では議題として扱われなかったことを明らかにしています。ところが日本政府は、議論の有無を明らかにしないまま「完全かつ最終的に解決した」と主張しています(二〇〇六年六月二十日付け参議院議員福島みずほ君提出韓国・朝鮮人元BC級戦犯者への人道的措置に関する質問に対する答弁書(内閣参質一六四第七二号))。日韓基本条約・請求権協定締結四十九年後の今日まで、議論を十分に尽くさなかった結果が、戦後処理問題の隙間に取り残されてきたのではないですか。当事者が納得せず、裁判所も「適切な立法措置」への期待を表明(一九九八年七月十三日東京高裁判決)しているにも関わらず、今日まで放置されてきた事実は深刻です。政府は、人道的・政治的見地から、適切な措置を講じるべきではないですか。

二 「慰安婦」や強制連行・強制労働事件と異なり、戦犯者に関する資料は連合国による裁判資料もふくめて数多く保存されており、事実関係をめぐっての争いは少ないです。日本のために青春と命を捧げた朝鮮半島や台湾出身の元BC級戦犯に、国が相応の措置を採ることに対して異論をはさむ向きは少ないと思います。人道的・政治的見地から新たな措置を採ることに対して、障害があるとすれば、何ですか。

三 民主党は二〇〇八年五月に「特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金の支給に関する法律案」を提出しました。衆議院解散のため未了となりましたが、一部他党の支持も得ていました。本来は、裁判所も認める「著しい不利益」を受けとめて、政府が閣法として法案を作成・提出すべきと思いますが、いかがですか。

四 戦後六十九年目を迎える今日では、当事者の平均年齢は九十歳に迫り、遺族もまた高齢化しています。早急な対応を求められている課題に政府は緊張感をもって対処するべきです。政府内で、現在この問題を担当している部署はどこですか。

五 日韓両国の厳しい関係が続くいま、未解決のこの問題に取り組み、早期に処理することは、両国の友好を促進する面からも有益であると考えます。この点について、政府の認識をお示し下さい。

  右質問する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

答弁書第一号

内閣参質一八六第一号
平成二十六年二月四日

内閣総理大臣安倍晋三
参議院議長山崎正昭殿

参議院議員有田芳生君提出韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

参議院議員有田芳生君提出韓国人元BC級戦犯者問題に関する質問に対する答弁書

一、二及び五について
お尋ねの「戦後処理問題の隙間」及び「未解決のこの問題」の意味が必ずしも明らかではないが、大韓民国との間では、財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定(昭和四十年条約第二十七号)第二条1において、「両締約国は、両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が・・・完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認」しており、政府としてはお尋ねの措置を講ずることを検討する予定はない。

三について
政府として、お尋ねの法案の作成について検討する予定はない。

四について
お尋ねの「担当している部署」については、事項の内容等によつて様々であり、また、お尋ねの「この問題」の意味が必ずしも明らかではないため、一概にお答えすることは困難である。

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Author:同進会を応援する会
韓国・朝鮮人元BC級戦犯の蒙った被害について理解を深め、韓国・朝鮮人元BC級戦犯者「同進会」の運動を応援することを目的として発足したグループです。
詳しい情報は「応援する会」のウェブサイト
http://kbcq.web.fc2.com/
をご覧ください

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