2017-04

映像とトークでたどる 韓国・朝鮮人BC級戦犯者「同進会」62年のあゆみ

映像とトークでたどる
韓国・朝鮮人BC級戦犯者「同進会」62年のあゆみ
―早期立法解決を求めて―

 アジア・太平洋戦争での敗戦後、連合国による戦犯裁判を受けた日本。その中に、日本が植民地とした朝鮮半島出身の青年たちがいたことをご存知でしょうか。死刑23名、有期刑125名。その多くが連合国捕虜の監視員とされた人々でした。
 日本軍の最末端に組み込まれた彼らが、なぜ日本の戦争責任をその一身に負わなければならないのか。刑は「日本人」として科され、しかしその後は「外国人」として何の援護もない不条理が、なぜいまだ続くのか。
 4月1日は、1955年に彼らが生きるためにつくった互助組織「同進会」の結成の日です。当事者の多くが他界しましたが、同進会は日本政府に対し、現在もねばり強く立法解決を求めつづけています。そのあゆみと現在を、映像とトークから考えます。

 日時 4月1日(土)14時~(13時30分開場)
 場所 岩波セミナールーム
    千代田区神田神保町2-3 岩波アネックスビル3F(ビル横の入口から入る)
    (半蔵門線/都営三田線/都営新宿線 神保町駅すぐ)

上映予定作品 「第18田無住宅の夏」などより
お話 李鶴来さん(同進会会長、92歳)、内海愛子さんほか

主催 同進会を応援する会
当日連絡先 大山(090‐6548-7031)/有光(080-5079-5461)
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シベリア抑留と韓国・朝鮮人BC級戦犯問題に関するスケッチ・パネル展

 2016年11月1日(火)から6日(日)まで、東京・九段下で、シベリア抑留と韓国・朝鮮人BC級戦犯問題に関するスケッチ・パネル展がおこなわれます(千代田・人権ネットワーク主催)。初公開となる資料もあります。ぜひお越しください。

≪戦後71年、
 韓国人元BC級戦犯・李鶴来さん巣鴨出所60年、
 「日ソ共同宣言」60年≫

1956年⇒2016年
BC級戦犯、シベリア抑留を考えるスケッチ・パネル展
         南の外国籍BC戦犯、北の日本人捕虜が体験した
         収容所・刑務所の風景・不条理の記憶

 韓国人元BC級戦犯・李鶴来(イ・ハンネ)さんが、「サンフランシスコ講和条約」発効(1952年4月28日)から4年半後の1956年10月6日に「スガモ・プリズン」(巣鴨刑務所)を「仮釈放」で出所してから60年になります。李鶴来さんは今年4月に自伝『韓国人元BC級戦犯の訴え』(梨の木舎)を出版して、半生を振り返りつつ、外国籍元BC級戦犯者問題の解決を訴えています。
 また、10月19日は「日ソ共同宣言」から60年です。鳩山一郎首相がモスクワを訪れ、11年間最後まで抑留されていた日本人捕虜・抑留者の帰還を実現させた歴史的な日付です。ソ連からの最後の引揚船が舞鶴に入港したのは60年前の12月26日でしたが、抑留の実態・経過はいまも十分解明されていません。
 そこで、今回、いずれもあまり知られていない、「スガモ・プリズン」と旧・ソ連の収容所での戦犯、抑留者の暮らしを伝える貴重なスケッチ、写真、パネルなどを展示・公開します。貴重な機会ですので、ぜひお越しください。李鶴来さんや元抑留者、研究者らの話を聞くギャラリートークやビデオ上映も行います。

日時:11月1日(火)~11月6日(日)10:30~19:00
       *オープニング10/31 17:00 *最終日11/6は15:00まで 

李鶴来さんのお話:11月3日・5日の午後2時より

会場:千代田区立九段生涯学習館2F「九段ギャラリー」
(東京メトロ東西線・半蔵門線、都営地下鉄新宿線「九段下」駅下車 6番出口すぐ前、千代田区九段南1-5-10)

主催:千代田・人権ネットワーク
共催:「同進会」を応援する会・シベリア抑留者支援・記録センター
電話:080-5079-5461 
e-mail:cfrtyo@gmail.com

ご購入について(李鶴来著『韓国人元BC級戦犯の訴え―何のために、誰のために』 )

李鶴来著『韓国人元BC級戦犯の訴え―何のために、誰のために』

2016年6月22日現在、Amazonでの購入ができなくなっていますが、
同書を出版している梨の木舎のサイト他、以下の場所でお買い求めいただけます。

梨の木舎 ご購入ページ 送料は無料です。

楽天ブックス ご購入ページ  (6月22日現在在庫あり)

セブンネットショッピング ご購入ページ  (6月22日現在在庫あり)

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紀伊国屋書店 ご購入ページ 全国の紀伊国屋書店店舗の在庫確認もできます。

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ブックサービス ご購入ページ

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TSUTAYA online ご購入ページ 

三省堂書店 各店舗の在庫確認ページ






新刊情報 李鶴来さんの「自伝」、『韓国人元BC級戦犯の訴え 何のために 誰のために』

新刊情報です。

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李鶴来『韓国人元BC級戦犯の訴え 何のために、誰のために
¥ 1,836

発行 梨の木舎
254頁 並製
定価1,700円+税

戦犯って何だ?
22歳の若者は、シンガポールの独房で、死刑執行の恐怖と8か月向き合ったー
「日本人」として裁かれ、「外国人」として擁護体制から切り捨てられた不条理を問う!
91歳の著者は、今も日本政府に謝罪と補償を求め続ける。

【本文より】
私の頭のなかに常にあるのは、死んだ仲間、その中でも刑死者たちです。彼らは、死刑囚だった私と同じく、誰のために、何のために死ぬのか、苦悶の時を過ごしたはずです。・・・
故郷を離れ、日本軍の捕虜政策の末端を担わされ、日本の戦犯として責任を負わされて死んでいった仲間たちの無念を多少なりとも晴らすことは、生き残った私の責務なのです。
日本政府は立法を促す司法の見解を真摯に受け止め、立法措置を早急に講じるべきです。・・・
これは朝鮮人BC級戦犯者の私から、日本のみなさんへの問いかけです。

目次
1 「死の鉄路」の捕虜監視員
2 捕虜監視員になるまで
3 敗戦、逆転する立場
4 死刑判決と“俎上生活”の八ヵ月
5 スガモ・プリズンというところ
6 タクシー会社設立と遺骨送還運動
7 条理を求め裁判を闘う
8 日本政府の対応を求め立法運動へ
あとがき

「何のために、誰のために」と問い続ける李鶴来さん 内海愛子

●新聞投稿より
●特定連合国裁判被拘禁者等に対する特別給付金の支給に関する法律案
●李鶴来・関連年譜
●主な参考文献
●本書を読むためのキーワード

ISBN978-4-8166-1603-7 C0021
初版発行年月 2016年4月

こちらからご購入いただけます。


韓国人元BC級戦犯・李鶴来さんに、抗日闘士・李相汶(イ・サンムン)さんから激励のメッセージとカンパ届く

韓国人元BC級戦犯・李鶴来さんに、抗日闘士・李相汶(イ・サンムン)さんから激励のメッセージとカンパ届く

 韓国人元BC級戦犯者・「同進会」会長の李鶴来さんは今春91歳になりますが、現在も韓国人元BC級戦犯者の名誉回復を求めて、日本の国会に立法を求める運動を続けています。この孤独な闘いを応援したいと、韓国在住の抗日闘士李相汶さん(独立有功者として韓国政府から「建国褒章」を受賞)が支援と激励のメッセージを先月訪韓した内海愛子恵泉女学園大学名誉教授(「同進会」を応援する会代表)に托しました。
 
李相汶さんも90歳を越えてソウル郊外の施設で暮しますが、「罪名こそ違え、南方で刑務所生活を体験し、植民地出身者の苦しみや悲哀を味わってきた者として、黙って見ているわけにはいかない」と内海教授に連絡してこられたものです。 

 在日の韓国人元BC級戦犯者に韓国国内の市民からこうした応援の声が届けられるのは初めてです。

 李鶴来さんは韓国憲法裁判所にも、BC級戦犯の問題を訴えていますが、同訴訟の代理人の張完翼弁護士もかけつけてくださいました。

<李相汶さんの紹介>
捕虜監視員として南方に送られ、ジャワ(インドネシア)で勤務。戦犯にはなっていないが、バタビア裁判で死刑判決を受けた朴成根(パクソングン、木村成根。ジャワ軍抑留所軍属)に、執行直前に面会。長年、裁判記録を手元に保管。独立秘密組織「高麗独立青年党」の一員として抗日運動にかかわり、日本軍に治安維持法違反で逮捕される。ジャワの第16軍の刑務所に収監されていたが、日本の敗戦によって解放された。戦犯容疑で取り調べも受ける。1947年引揚船で帰国。

当会のフェイスブックページはこちら

TBSテレビ系列「報道特集」でドキュメンタリー放送

8月1日(土曜日)、TBSテレビ系列「報道特集」(17時30分〜18時50分)内で、
韓国・朝鮮人BC級戦犯問題が取り上げられます。

「BC級戦犯『とかげ』と呼ばれた男」というタイトルで、
李鶴来さんのインタビューを中心とした30分程度の放送になるようです。
ぜひご覧ください。

「同進会」60年の歩みを振り返り、早期立法解決を求める集い

2015年4月1日(水)、衆議院第2議員会館において、
「「同進会」60年の歩みを振り返り、早期立法解決を求める集い」を開催しました。

1955年4月1日に東京・スガモプリズンで韓国・朝鮮人のBC級戦犯者らが「同進会」を結成し、早期釈放・待遇改善・生活保障・遺骨送還・国家補償を日本政府に求めて運動を始めてから60年がたちました。政府と国会に対応を求め、鳩山一郎首相以来、安倍首相まで歴代28人の内閣総理大臣に要望書を提出し続けてきました。1991年~1999年には裁判に訴え、請求は棄却されましたが、裁判所も立法を促す付言判決を出し、2008年には問題解決のための法案も国会に提出されました。しかし、その後動きのないまま、当事者はほとんど他界しました。改めて60年の歩みを振り返り、戦後70年の今年、立法解決実現を強く訴えるために開催した集会です。韓国からも「韓国同進会」の姜道元会長(74歳)が来日し、発言しました。

報道
聯合ニュース20105年4月1日付
共同通信2015年4月1日付(産経ニュース)

ハンギョレ新聞2015年4月1日付(韓国)
SBS2015年4月1日付(韓国・ビデオあり)
YTN2015年4月1日付(韓国・ビデオあり)
MBC2015年4月2日(韓国・ビデオあり)
TV Chosun2015年4月2日(韓国・ビデオあり)










シンポジウム―アジア太平洋戦争と「元朝鮮人BC級戦犯」―

沖縄で以下のようなシンポジウム等が行なわれます。

―歴史の転換期に立って、いま私達はいかなる歴史認識を持つべきか―PartⅢ
シンポジウム―アジア太平洋戦争と「元朝鮮人BC級戦犯」―
日時:2014年7月26日(土)13:00開場 13:30開演 
会場:沖縄大学同窓会館ホール   参加費:1000円
主催:おきなわ日韓「政経・文化」フォーラム 共催:在日本大韓民国民団沖縄県地方本部  同進会 恨之碑の会
後援:沖縄タイムス社 琉球新報社
 朝鮮人がなぜ、戦犯=戦争犯罪人になったのだろうか。朝鮮人戦犯は148人、そのうち129人は捕虜監視員です。植民地支配、捕虜政策、朝鮮人を「日本人」として裁いた連合国の戦争裁判、「外国人」として援護法から排除した日本の戦後処理など、朝鮮人戦犯たちの処遇はわたしたちに戦争責任を考える多くの問題を投げかけています。なぜ、かれらが「いま」なお「謝罪」と「補償」を求め続けるのか、
そこから戦争責任、植民地責任を考えます。 


① 「なぜ、私が戦犯となったか」
  証言 李鶴来(元朝鮮人BC級戦犯者・「同進会」会長)
 李鶴来さんは17歳で日本軍の軍属としてタイに送られました。泰緬鉄道の建設に動員された捕虜の監視が仕事でした。「死の鉄路」と呼ばれた鉄道、その建設には1万3000人もの連合国捕虜が死亡しました。その監視をしていた李さんにもその責任が問われました。死刑判決でした。のちに有期刑になり日本のスガモプリズンに送られてきました。それから60年、李さんは日本政府を相手に「謝罪と補償」をもとめて運動を続けてきました。

② 講演―アジア太平洋戦争下のBC級戦犯
  内海愛子(大阪経済法科大学 アジア太平洋研究センター)
 日本朝鮮研究所、インドネシア国立パジャジャラン大学、恵泉女学園大学などを経て、現在、韓国人・朝鮮人BC級戦犯者の戦後補償運動を応援する市民グループで活動。著書に『朝鮮人BC級戦犯の記録』(勁草書房)、『日本軍の捕虜政策』(青木書店)、『キムはなぜ裁かれたのか』(朝日新聞出版)などがある。

③ 講演― 朝鮮人BC級戦犯問題と日本の戦後補償
有光 健(戦後補償ネットワーク)
 戦後補償に取り組む内外の被害当事者・支援者・弁護士・研究者らのネットワークの連絡・調整役。立法運動・提言も活発に行う。「同進会」を応援する会世話人。共著『未解決の戦後補償』(創史社)、『「慰安婦」への償いとは何か―』(明石書店)。

④ ドキュメント・映画「朝鮮人BC級戦犯」監督 本橋雄介

同時開催 パネル展 沖縄大学同窓会館ホールホワイエ
朝鮮人BC級戦犯者問題――長すぎる苦難の歩みといま(40枚)         
問合せ先:080-8360-9722 (おきなわ日韓「政経・文化」フォーラム事務局)

シンポジウム開催にあたって

―歴史の転換期に立って、いま私達はいかなる歴史認識を持つべきか― PartⅢ
シンポジウム―アジア太平洋戦争と「元朝鮮人BC級戦犯」―

おきなわ日韓「政経・文化」フォーラム共同代表
清川紘二

来年は戦後70年という節目の年となる。第二次世界大戦に負けた日本が国際社会へ復帰するにあたって、課せられた課題は「民主的平和国家の構築」であった。この課題をはたして日本はクリアしていけるだろうか。アジア諸国の目にはいまだ厳しいものがある。とりわけ韓国との緊張は激化している。そこには、清算されない過去に対する日本政権の歴史認識の問題がある。創氏改名、皇民化教育、内鮮一体、徴兵制度、「軍夫・従軍慰安婦」と並んで、「朝鮮人BC級戦犯」も忘れてはならない問題である。
 日本人にとって耳なれない「朝鮮人BC級戦犯」とは何だろうか。日本の陸軍省は、南方戦線において植民地宗主国であった米英豪蘭の俘虜を収容所で管理するために、朝鮮人軍属傭人を投入した。俘虜監視員となった彼等は、俘虜たちに労務の指示をする立場にあったため、「虐待する日本軍」そのものと映り、戦後の連合国裁判で訴追された。
 シンポジウムで証言に立つ李(イ)鶴来(ハンネ)さんは、「死の鉄道」と言われた泰緬鉄道建設のヒントク、カンニュー間において、最も困難な箇所と言われた高さ80mに及ぶ岩山を削りとる現場の管理を行った。4月から半年にも及ぶ雨期があり、医師は一人もおらず、薬品もなく、食糧不足による極度の栄養失調とコレラやマラリアが蔓延し、俘虜とアジア人労働者に大量の死者を出した。そのさまは「杭木一本人一人」と言われるほどであった。東京裁判判決文によると、捕虜13万2134人のうち死者は3万5756人となり、死亡率はおよそ27%に達したという。
 戦後、連合国裁判においてとりわけ厳しく問われたのが「俘虜への虐待」であった。朝鮮人BC級戦犯となった148名のうち俘虜監視員は129人を占め、そのうち23名は死刑となった。
「ヒロムラ・カクライ(日本名)は「ヒントクのキャンプコマンダーであった」「部下の虐待を止められなかった」「患者の俘虜を就労させた」という3点で起訴され、シンガポールのオーストラリア法廷で死刑判決を受けた。
 李さんは、17歳の時に朝鮮人として植民地から徴用され、戦後裁判では日本人として扱われた。連合国米、英、豪、蘭はともに植民地宗主国であり、植民地朝鮮、台湾を審議から除外していた。そして、1952年にサンフランシスコ講和条約が発効すると、朝鮮人は「第三国人」として日本国籍を「喪失」し、戦後日本政府の全ての国家補償から締め出された。帝国の戦争と植民地支配の不条理を、朝鮮人BC級戦犯は一身に背負っている。
 現在存命の朝鮮人BC級戦犯はわずか5人であり、李鶴来さんも今年で89歳になった。「歴史」から目を逸らしたまま、アジアの近隣諸国との21世紀の友好な関係は築き得ないであろう。日本のアジア太平洋戦争下で行われた欧米人俘虜収容所の日常がいかなるものであったか。また、日本の植民地政策と戦後処理の入り組んだ実相はどうであったのか。李鶴来さんは、1951年から6年間収容された巣鴨刑務所で自問自答を重ね、伊江島闘争に対しては獄中でビラを張り、囚人仲間から集めた支給品の煙草、鉛筆、石鹸等を現地へ送ったこともある。沖縄の地で、証言者李鶴来さんの声に耳を傾けたい。


賛同人参加のお願い

―歴史の転換期に立って、いま私達はいかなる歴史認識を持つべきか― PartⅢ
シンポジウム―アジア太平洋戦争と「元朝鮮人BC級戦犯」―
シンポジウム実行委員長
加藤彰彦
 
 皆さま、日頃より当会の活動にご協力いただき、心から感謝申し上げます。
 当会では、ご好評いただきました「歴史の転換期に立って、いま私達はいかなる歴史認識を持つべきか」 PartⅠ(2007年6月)、PartⅡ(2013年6月)に続き、この度、別紙のようにPartⅢ「-シンポジウム―アジア太平洋戦争と「朝鮮人BC級戦犯」―」を開催する運びとなりました。
 今回は、シンポジウムの発言者として元死刑囚朝鮮人BC級戦犯の李(イ)鶴来(ハンネ)さんをお招きしております。戦時中に泰緬鉄道建設の現場監視者を務めていた李鶴来さんは、もはや5人を残すのみとなった朝鮮人BC級戦犯生存者のなかでも、自らの言葉で語ることのできる唯一の人であり、沖縄で自らの体験を語るのは初めてのことです。おそらく沖縄では、朝鮮人BC級戦犯当事者との文字通り一期一会の最後のチャンスになるとと思われます。
 当会が企画してきました「シンポジウム―歴史の転換期に立って、いま私達はいかなる歴史認識を持つべきか―」では、partⅠ「強制連行軍夫・姜任昌」、partⅡ「従軍慰安婦・李守山」と戦争の生証人の言葉を聞き、歴史と向き合う作業を進めてきました。今回はその総集編partⅢとして、アジア太平洋戦争の谷間に未精算のまま残されてきた朝鮮人BC級戦犯問題を採り上げますが、これは沖縄戦を照射するもう一つの回路に通じるだけでなく、彼等の復権と補償問題は沖縄でこそリアルに取り上げることができると考えました。
 本シンポジウムはこの課題に応えるべく企画されました。
 この趣旨にご理解いただき、御賛同人にご署名くださいますようお願い申し上げます。




 ―歴史の転換期に立って、いま私達はいかなる歴史認識を持つべきか― PartⅢ
 シンポジウム―アジア太平洋戦争と「元朝鮮人BC級戦犯」―
            
実行委員長 加藤彰彦 
共同代表 安里英子
桜井国俊
朴 英玉
李 鶴来

安里英子    恨之碑の会理事長 沖縄大学非常勤講師
安仁屋眞昭   王府おもろ15代伝承 那覇市文化協会王朝礼楽部会会長
池宮城紀夫   弁護士
石垣盛康    沖縄県農業会議経営構造コンダクター
糸数慶子    沖縄県 参議院議員
上野昴志    映画・中国文学評論家 ジャーナリスト学院校長
大田朝章    弁護士 大田朝章法律事務所
加藤彰彦    沖縄大学名誉教授 前学長 子供学
金高 望    弁護士 のぞみ法律事務所
川村 湊    文芸評論家 法政大学教授
清川紘二    日中近現代史 法政大学沖縄文化研究所
古関彰一    独協大学名誉教授 日本国憲法史
朴 英玉    在日本大韓民国民団沖縄県地方本部 団長


島袋正治    沖縄大学 前同窓会長
平良 修    恨之碑の会理事 元沖縄キリスト教短期大学学長
玉木病院    玉木一兵
赤坂恵美子 「茶通」日本料理研究家
照屋寛徳    沖縄県 衆議院議員 
照屋寛之    沖縄国際大学教授 行政学
仲地 博    沖縄大学学長 行政学
仲山忠克    弁護士 ゆい法律事務所
山城一純    やましろ皮膚科 院長
三宅俊司    三宅俊司法律事務所
屋良綾乃 ライブハウス「寓話」 ジャズ研究家

主催 おきなわ日韓「政経・文化」フォーラム
共催 在日大韓民国民団沖縄地方本部
同進会 恨之碑の会
後援 沖縄タイムス社 琉球新報社  

元朝鮮人BC級戦犯者問題 関連作品上映会
スケジュール

見る機会のなかなかない作品を一挙上映します。入れ替えなし。休憩時間も多くはとりませんので、いつ入場・退場いただいても構いません。

7月17日(木)会場:沖縄大学ミニシアター

13:00~13:05 主催者挨拶

① 13:05~15:00「私は貝になりたい」(1959年 113分 東宝・監督 岡本愛彦 脚本 橋本忍) 
テレビドラマの金字塔といわれる作品。巣鴨プリズンの戦犯たちが書いた手記集をもとに橋本忍が脚本を書いている。BC級戦犯の存在をはじめて広く世に知らせしめた作品である。この作品には朝鮮人戦犯は登場しない。
② 15:10~16:00 「ある告白 24年目の戦犯」(民放 1969年50分、岡本愛彦ディレクター)
『わたしは貝になりたい』の演出をした岡本愛彦氏の作品。プロデゥサーは牛山純一。『貝』で朝鮮人戦犯について全くふれなかった岡本監督が、自戒の念を込めて朝鮮人戦犯の集まりである同進会のメンバーを取材。朝鮮人BC級戦犯問題をはじめて多くの人に知らしめた作品。力のこもったナレーションが今では新鮮に響く。
③ 16:10~16:30 「忘れられた皇軍」(1963年8月16日放送、20分、大島渚演出、小松方正ナレーション)
平和条約国籍離脱者であるから軍人恩給が得られない元朝鮮人日本兵の傷痍軍人たち(彼らは街頭募金で生計を立てている)にスポットを当て、太平洋戦争犠牲者に対するヒューマニズムの復活を訴えた作品。「日本人よ、これでいいのだろうか」というメッセージによって締めくくられる。記念すべき第1回ギャラクシー賞受賞作。

7月18日(金)会場:沖縄大学ミニシアター

13:00~13:05 主催者挨拶

① 13:05~14:05 「チョウ・ムンサンの遺書」(NHK 1991年60分、桜井均ディレクター)
チャンギー刑務所で処刑されたチョウ・ムンサンの遺書を手掛かりに朝鮮人戦犯の問題を追いかけたドキュメンタリー。NHKが本格的に朝鮮人BC級戦犯の問題に取り組んだ第一作目。『世紀の遺書』に収録されている遺書の中からチョウ・ムンサンに焦点を合わせるなかでこの問題を浮き彫りしていく。
② 14:15~15:45 「韓国・朝鮮人BC級戦犯の悲劇」(NHK 2008年 教育 90分)
 日本の巣鴨プリズンだけでなく、韓国に帰国した元戦犯たちの姿も追った作品。帰国者を訪ねて歩く李鶴来さん、一人は自殺していた。もう一人の元戦犯は自分の過去を家族にも語っていなかった。語り出すうちに、突然、「君が代」をうたい出す――。

東京・中野でのパネル展

明日4月26日(土)より、東京・なかのZEROにおいて、韓国・朝鮮人BC級戦犯者問題のパネル展を開催します(29日には映像上映会&トークのイベントも)。ぜひご参加ください。

「パネル写真と映像でたどる戦後69年目の韓国・朝鮮人BC級戦犯者問題——長すぎる苦難の歩みといま」

■パネル展示■
4月26日(土)〜29日(火・祝)
なかのZERO 本館地下展示ギャラリー(JR中野駅南口より徒歩約7分)
4月26〜28日 10:00〜19:00
4月29日 10:00〜17:00
*入場無料
*26・27・29日の14:00〜/16:00〜よりギャラリートーク開催


<4/29関係映像上映会&トークの予定・上映予定作品>

なかのZERO本館地下・視聴覚ホール(パネル展会場のとなりです)

10:00 -10:05 主催者挨拶

10:05 -10:55 「ある告発 24年目の戦犯」(日本TV 1969年 50分)

11:00 -11:30 「第18田無住宅の夏」(NHK 1976年 30分)

11:30 -12:00 トーク : 李鶴来さん(同進会会長)・内海愛子さん(同進会を応援する会代表)

12:30 -13:30 「チョウ・ムンサンの遺書 チャンギーBC級戦犯裁判」(NHK 1991年 60分)

13:30 -14:00 トーク : 桜井均さん(立正大学教授・映像ジャーナリズム論)

14:05 -14:25 「ミッドナイト・ジャーナル」の補償請求裁判提訴前日報道(NHK、1991年 20分)

14:30 -15:30 「朝鮮人BC級戦犯の記録」(監督・本橋雄介 日本映画学校卒業作品 1997年 60分)

15:30 -16:00 トーク : 有田芳生さん(参議院議員)

16:00 -16:10 主催者挨拶

東京中野でのBC級展(29日のイベント会場変更)

4月26日より、韓国・朝鮮人戦犯者問題のパネル展を開催します。
なお、最終日29日に行なうイベントの会場が、変更となりました。
パネル展と同じ「なかのzero本館」の「視聴覚ホール」での開催となります。


【イベントのご案内】
「パネル写真と映像でたどる戦後69年目の韓国・朝鮮人BC級戦犯者問題——長すぎる苦難の歩みといま」

■パネル展示■
4月26日(土)〜29日(火・祝)
なかのZERO 本館地下展示ギャラリー(JR中野駅南口より徒歩約7分)
4月26〜28日 10:00〜19:00
4月29日 10:00〜17:00
*入場無料
*26・27・29日の14:00〜/16:00〜よりギャラリートーク開催

■関係映像上映会&トーク・イベント■
4月29日10:00~16:10
なかのZERO 本館地下視聴覚ホール
*入場無料

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Author:同進会を応援する会
韓国・朝鮮人元BC級戦犯の蒙った被害について理解を深め、韓国・朝鮮人元BC級戦犯者「同進会」の運動を応援することを目的として発足したグループです。
詳しい情報は「応援する会」のウェブサイト
http://kbcq.web.fc2.com/
をご覧ください

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